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2003年9月

夏合宿も無事に終わり、次は長田寮改装工事が開始・・・と、8月は慌しく月日が過ぎていきました。
この工事は建物の老朽化による修繕と防災関連に重点を置いた改装工事で、歌舞伎町の火災が起きて以来、消防法の改正もあって、それに伴う追加工事が必要になっていました。
防火壁の厚みの修正や窓ガラスひとつをとっても針金の格子が入ったガラスにしなければいけません。
いろんな所の改装と修繕がありましたが、おかげさまで工事も無事に終了し、8月の中頃天白消防署の方がみえて検査をして頂きましたが結果は合格。消防法も建築基準法もクリアいたしました。
また指導員の日下部が2日間の甲種防火管理講習の課程を修了し、防火管理者として任命され、今後は防火管理者の責務をまっとうしていきます。
また、ご父兄のみなさまには、長田塾などの際にはなにかとご迷惑をお掛けしたことと思いますが、この場をかりてお詫び申し上げます。  
さて、今月は月に一度のミーティング(毎月第2火曜日の午後に寮生全員が集まり1ヶ月間の反省を話し合ったり、家族に手紙を書いたりする日)が終わってから屋上で"流しそうめん"をしました。
子供たちは企画の段階で寮の3階から1階に竹を伸ばし『垂直流しそうめんをやろう!』とか、最初から"つゆ"と"薬味"を口にふくみ、竹から流れてきたそうめんをキャッチして食べる・・・などと言っておりましたが結局は普通の流しそうめんに落着きました。ただし高低差があるため流れはとても速く、瞬発力と敏しょう性が要求されるのです。
流しそうめんが初めてという子がいたり、ある子はそうめんを途中でせき止めて、そうめんの大きな塊をつくり、みんなからブーイングがあるとその塊を放つのですが、流れてきたそうめんはとてもつかみにくく結局食べれられなかったり・・・でみんな大はしゃぎです。そしてとてもおいしかったです。
この時に使った青竹は、手配をしてから採りに言ったのですが狙うは孟宗竹です。
しかも大ぶりのを数本・・・しかし、頭で考えているほど容易ではありませんでした。次から次へと試練の数々。
竹を裂くとき竹は竹で制す・・これは子供たちがインターネットで調べた竹の割り方です。
太い孟宗竹を半分にする時、竹のくいで裂きなさい・・というインターネットからの教えでした。
しかし、切り倒した竹があまりにも立派すぎて裂けないのです。子供たちも思案にくれました。しかし、そこで登場したのが救世主!今回お世話になった竹藪の持ち主の田中さんです。
親切ていねいにナタを使った裂き方を子供たちに教えて下さいました。危ないやり方、安全なやり方を手取、足取り、その見本をもとに一部の子は田中さんの真似をしながら竹で器や箸まで作ってしまいました。
次から次へと試練の連続・・・つぎは蚊です。あらかじめ全員防虫スプレーをしたものの蚊は容赦なく私たちを襲いました。みんな平均30箇所位は刺されたと思います。
しかし、そこで登場したのがあの救世主!田中さんです。私たちに キンカンを持ってきて下さいました。・・・感動しました。 大竹を切ること、そしてその竹が倒れみんなで力を合わせ運ぶこと。
器を作ること、そしてみんながビックリしたのは切った青竹の香りと内側のみずみずしさ・・・切った瞬間はフルーツの切り口のように濡れていました。
みな口を揃えて感嘆の声です。 そして・・・流しそうめんは大成功におわりました。これも田中さんのおかげです。感謝の気持ちを相手に伝えることは大事です。つぎの日みんなで田中さんにお礼の手紙を書いたのは言うまでもありません。
今月もみんな頑張っています。
ご父兄のみなさまも子供たちが頑張っている以上に初心を忘れることなく長田塾で何かをつかんでいただき、より一層の向上をお願いいたします。

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