長田寮活動報告


 1月17日 晴れのち曇り・・・
 今年も恒例となりました球技大会が開催されました。
会場は名古屋市天白区にあります"天白体育館"です。
今回、開催の趣旨としては親睦をはかるということで、長田寮生・春日井生の混成チームが各種、競技を競うという内容になっていました。
会場の準備もあり7:30に全員が寮に集合しバスにて出発です。
順調な滑り出し・・・と言いたいところですが、実は問題はもう既にこのときからはじまっていたのです。
寮生、春日井生から選ばれたリーダーはそれぞれ2人ずつ。4人が力を合わせ冬合宿の反省を活かしながら入念なる計画のもとスタートするはずでしたが・・・
実は、新年早々ドタバタ球技大会になってしまったのです。
それでは、こちらも恒例となりましたこの大会の一部をお伝えしましょう。

指導員に当日のスケジュールを伝えておらず、(企画書が未提出)当然のことながらバスの手配もなかったためバスの使用が不可に。それではどうするのか・・・を子どもたちに考えさせる。その結果、会場までジョギングすることになる。(ジョギングで片道20分くらい) 指導員はバスの運転を依頼されてはおらず、こうなることは当然予測していたが、事前に流れの誤りを教えたり、当日バスを出したり・・・と、ここで助け舟を出すことは子どものためにならず、バスを出したいのはやまやまであったが、心を鬼にしてバスを出さず。話し合いの末、ジョギングを選択した生徒の判断を許可する。
会場に次々と生徒が到着するがリーダーがいつまで経っても到着しない。 そのため指示なしの状態が続きみなしばらく待ちぼうけ・・・わけを聞くと、先頭を走っていたリーダーが体育館倉庫の鍵を寮に忘れたことを途中で気づき、慌てて寮に戻っていたため遅れているとのこと。また、別のリーダーが先についていたが的確な指示を出せず。仕方なくほかの生徒が自主的に動き始める。
失敗や手際の悪さにうんざりするなか開会式が行われる。指導員のあいさつで「・・中略・・・みんなで楽しんでいこう!」みな「お〜!」と盛り上がる。最初は縄跳びを使った競技で、チーム全員がそろって何回飛び続けることができるか・・・というものだったが、盛り上がったのもつかの間・・。 縄跳びを寮に忘れてきたためいきなり中止に・・・ありえない現実に一気に盛り下がる。
次は、バスケットボール。チームに分かれて戦うが、色分けしてあるゼッケンを忘れる。親睦をはかるための寮・春日井生の混成チームだけに、敵・見方が分からず混乱。
今回も順位によって昼食の内容が変わってくるが、なんとこの昼食にかかる出金手続きをしておらず当日はマクドナルドの豪華昼食が用意されるはずであったが購入不可に。
リーダーに対策を立てるよう指示。その結果、
1)今日だけ特例で出金を・・(却下)。
2)内職金から前借を・・(却下)。
3)今ある食材で対応する・・(OK)。


 この場面で最も大切なことは、この生徒はその場しのぎの対応策ばかりを考えていたので、そうさせてはいけないということ。却下した事柄をすぐにでも叶えてあげたいところですがそれは本人のためになりません。
「今ある食材で責任を持って対応・・・」
自己責任に応じた判断をようやく 提示したため許可しました。
とはいっても、寮にある食材には限りがあります。みんなが楽しみにしていたマクドナルがなくなり、しかもどう順位による格差をつけるのか・・自業自得とはいえ絶体絶命の大ピンチです。リーダーはこのピンチをどうクリアするのか・・・正念場です。

「あの〜、寮には米なら人数分充分にあるので、これで何とかやってみたいと思います。」
・・・やはり、米ときたか・・・。
「わかったよ。それじゃ早速手配して。」

リーダーは皆が競技をしている間、途中抜け出して昼食の準備のため寮に戻りました。
競技も何とか無事に終了し、私たちは行き同様、帰りもジョギングで寮に向かいました。
さあ、リーダーが自己責任のもと対応した策とは・・・ 食堂に入ると、そこには信じられない光景が広がっていたのです。
チーム別にテーブルが置かれ、その中央には、かすかに色づいた山盛りの御飯の山が、なべやボールに溢れんばかりに盛られているのです。
テーブルの上にはこれ一品のみ・・・。
なんと、この日のメニューはチャーハンであり、順位による格差も

 1位 ケチャップライス。
 2位 醤油味チャーハン。
 3位 味噌味チャーハン。
 4位 白米

しかも、具はいっさい入っていません
「エ〜ッ!」(;一_一)

そして、チャーハンというよりもダンゴ・・・油っこい・・・
贅沢は敵!ですが、正直最下位である白米のほうがおいしかったような・・・。
というわけで・・・やっぱり何かが起こる恒例行事・・爆笑の渦の中、今回も無事に球技大会は終了したのでした。
実はこの日だけでも、もっといろんなことがありました。でも、この辺にしておきます。
平成19年、今年もこんな調子でスタートしましたが、日々、中味の濃いドタバタ寮生活のなかで、いろんな性格の子がいて年齢層も幅広いなか、毎日の生活の中から多くのことを学び、自らの糧として活かし、良いところを吸収したり、改めて考え直したり・・・日々もまれながら、たくましく成長しています。
今年も、子どもたちとともにスタッフ一同がんばってまいります。
そして、新年早々お忙しいのにもかかわらず、当日遠くからお越しいただいた保護者の皆様や親戚の方々に心より感謝し御礼申し上げます。 今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。



                   塾教育学院    日下部 愛子

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